



作家名 大拙承演
作品名 『骸骨画賛図』
賛「蓬莱山もよそならす きのふ見し人はや見え給ハぬそ あとにもさける朝只の
花よりはやく散るしら露か 大拙□」
略歴 大拙承演(だいせつ じょうえん) 寛政9年(1797)~安政2年(1855)
臨済宗の僧。若狭大島(福井)の生まれ。諱は承演。号は大拙。室号は無為室。東源庵実堂隆公の
もとで出家する。18歳のとき、本源寺(岡山)に掛錫して詩文を学び、又、宝福寺(岡山)の妙峰
に従って経論を学び、曹源寺(岡山)の太元に参じ、服事した。太元の命を受けて卓洲に参じ、ま
た相国寺(京都)の拙庵の請に応じて心華院に住した。54歳のとき相国寺開山国師五百五十年遠諱
を修し、『普明録』を提唱し已墜の宗風を興し、円覚寺(神奈川)の東海、南禅寺(京都)の巨海、
曹源寺の儀山、見性寺(徳島)の大震のほか五百余人が来会した。大光明寺(相国寺)を弟子の独
園承珠のみが嗣ぎ、59歳で遷化した。著書に『無為和尚語録』一冊がある。
価格 160,000円
詳細 紙本揉紙表装
総丈 タテ118㎝ ヨコ51㎝
本紙 タテ29㎝ ヨコ46㎝
状態 オレ、イタミアリ。