



作家名 栴崖奕堂
作品名 二行書 「萬歳山頭松不老千秋㵎底水長流 奕堂布衲□□」
略歴 栴崖奕堂(せんがい えきどう) 文化2年(1805)~明治12年(1879)
曹洞宗の僧。尾張名古屋(愛知)の生まれ。總持寺独住第一世。字は奕堂、法諱は栴崖、号は三界
無頼、無似子。俗姓は平野氏、のち諸嶽と改める。尾張聖應寺の雪堂暁林に就いて得度し、のち尾
張黄龍寺の道契証応に仕えた。天保12年(1841)三河香積寺の風外本高を訪ね、印可を受ける。弘
化4年(1847)山城山科大宅寺の住職となり、その後、師席聖應寺、前橋龍海院、加賀天徳院を歴
住した。明治元年(1868)永平・總持の二寺の抗争においてその調和に尽力し、大衆の推挙により
總持寺独住第一世となった。また、弘濟慈徳禅師の勅号ならびに紫衣を賜り、同5年(1872)政府
から大正教に補せられた。著書に『懶眠余稿』がある。
価格 45,000円
詳細 紙本絹装丸表具
総丈 タテ204.5㎝ ヨコ34㎝
本紙 タテ136㎝ ヨコ29.5㎝
状態 少シミ、少オレアリ。