No.Aー139金山穆韶
作家名 金山穆韶
作品名 一行書 「以和為貴」
略歴 金山穆韶 明治9年(1876)~昭和33年(1958)
高野山真言宗の僧。富山の生まれ。明治21年(1888)に得度。同34年(1901)高野山大学を卒業し
た。同38年(1905)に同教授となる。大正15年(1926)、中国を視察。昭和15年(1940)、高野山
大学の学長に就任。翌年には、高野山真別処円通寺を事相請伝所とした。同28年(1953)高野山金剛
峯寺座主、高野山真言宗管長に就任。また、事相では泉智寺に学修灌頂を受け、和田大円からは具支
灌頂・瑜伽灌頂を受けるなど、既に昭和4年(1929)までに根本十二流八十四方を伝承したという。
大正13年(1924)には、阿波太竜寺で求聞持法を修した、昭和4年(1929)・15年(1940)・20年
(1945)には八千枚護摩を奉修した。昭和9年(1934)教育功労者として文部大臣表彰を受ける。事
教二相を究めるとともに、肉食妻帯を生涯しなかったことから、特にその高徳は内外に聞こえ、弟子
の養成や伝法は海外にも及ぶ。著書は『弘法大師の仏教観』『秘蔵宝鑰の大綱』『真言密教の教学』
『弘法大師の信仰観』などがある。
価格 35,000円
詳細 紙本絹装丸表具
総丈 タテ197㎝ ヨコ46㎝
本紙 タテ133㎝ ヨコ33㎝
檜合箱
状態 本紙シミアリ。