No.Aー163明誉古磵



作家名 明誉古磵

作品名 『法然上人柴戸図和歌賛』
    「しはの戸に 朝夕かかる しら雲を いつむらさきの くもと見なさん」

略歴  明誉古磵(みょうよ こかん) 承応2年(1653)~享保2年(1717)
   江戸中・後期の浄土宗の画僧。僧名は、證蓮社明誉虚舟古磵。初め大和郡山の西岸寺に住し、のち
   上洛して鳴虎の報恩寺に晋董した。古磵は宗乗を学ぶ傍ら、画法を狩野永納にうける。また雪舟の
   画法を慕い、人物・山水をよくし、大黒天像を得意とした。また『続近世畸人傳』では、近江の高
   田敬輔も学んだと伝えている。代表的な作品としては、「大仏殿虹梁木曳図」「薬師寺縁起絵巻」、
   泉涌寺の涅槃図の大作が残されている。また、『浄土十六祖図伝』『円光大師贈号絵詞伝』等の押
   し絵の作品が残されている。同人の作品は浄土宗No.Aー10に掲載しています。

価格 280,000円

詳細 紙本絹装三段表具
   総丈 タテ124㎝ ヨコ70.5㎝
   本紙 タテ32㎝ ヨコ57.5㎝

状態 表具虫穴アリ。

2024年07月29日