No.Aー156山田寒山



作家名 山田寒山

作品名  『墨竹寒山詩』
    賛「有鳥五色文 棲桐食竹實 徐動合禮儀 和鳴中音律 昨來何以至 為君暫時出 儻聞絃歌聲 
      作舞欣今日 大正三年秋日興来漫心此図並題寒山詩 寒山田潤□□」

略歴  山田寒山(やまだ かんざん) 安政3年(1856)~大正7年(1918)
   明治・大正時代の日本の篆刻家。愛知の生まれ。名は潤子。字は白王。号は寒山。曹洞宗の僧侶で
   あったが18歳の頃、小曾根乾堂を訪ね、24歳で福井端隠の門に入り芙蓉派の篆刻を学んだ。明治30
   年(1897)清国に渡り呉昌碩に師事する。荒廃していた蘇州寒山寺の住職となり、同寺の復興と夜
   半の鐘の新鋳に尽力した。また、伊藤博文や尾崎紅葉らと親交があった。篆刻のほかにも詩・書・
   画・楽焼にも秀で、その活躍ぶりは多岐にわたる。とりわけ富益斎著『印章備正』の刊行、蘭台、
   荃廬、蔵六、椿処と丁未印社の結成等、斯界に残した足跡は大きい。作品集に『羅漢印譜』がある。

価格 60,000円

詳細 絹本絹装丸表具 軸先紫檀象牙
   総丈 タテ217.5㎝ ヨコ52.5㎝
   本紙 タテ149㎝ ヨコ37㎝
   桐共箱

状態 オレアリ。

2024年06月03日