No.Aー93斎藤拙堂
作家名 斎藤拙堂
作品名 漢詩五絶二行
「西園曽入画 坡谷共徘佪 隆尉長松勢 清風灑頂来 凌雲花 拙堂□□」
略歴 斎藤拙堂(さいとう せつどう) 寛政9年(1797)~慶応元年(1865)
江戸後期の漢学者。江戸柳原の津藩邸に生まれる。伊勢の津の藩士。名は正謙。字は有終。通称は
徳蔵。号は拙堂・鉄研学人・拙翁。昌平黌に入り、古賀精里に学び、最も力を古文に用いた。
藤堂高兌の藩校有造館を創設するにあたり、抜擢され学職につき、津に移った。高兌の没後高猷の
侍読となり、天保12年(1841)郡宰に任ぜられ、弘化元年(1844)督学となる。諡を文靖先生と
いう。その学は朱子学を奉じたが、諸説を博綜して折衷し、史伝に通じた。
著書には『拙堂文話八巻』『月瀬記勝二巻』『孟子補説十四巻』のほか多数ある。
価格 30,000円
詳細 絹本絹装丸表具
総丈 タテ197.5㎝ ヨコ39.5㎝
本紙 タテ127.5㎝ ヨコ27.5㎝
状態 少シミ