No.Aー112霊応
作家名 霊応(増上寺四十九世)
作品名 名号 「南無阿弥陀仏」
略歴 霊応(れいおう) ?~安永6年(1777)
江戸中期の浄土宗の僧。近江君ヶ畑村(滋賀)の生まれ。諱は霊応。号は安蓮社豊誉民阿蒙光触。
近江の金竜寺で出家し、のち江戸小石川伝通院の照誉如空に師事。享保7年(1722)五重を相伝、同
10年(1725)宗脈を得た。寛保元年(1741)了般に布薩戒を受け、増上寺学頭となる。武蔵(埼玉)
の浄国寺25世、常陸の常福寺46世、伝通院36世を歴任し、安永2年(1773)増上寺49世に就任し大僧
正となる。当時一向宗徒が「浄土真宗」の号を用いたので、これの停止を幕府に訴え、以後両宗の宗
名論争が活発になった。天保5年(1834)丹波成松の西念寺向誉の箱裏書きがある。
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詳細 紙本緞子上表具
総丈 タテ209㎝ ヨコ43.5㎝
本紙 タテ125㎝ ヨコ29㎝
桐元箱
状態 良好