浄土宗一覧

No.Aー180椎尾弁匡



作家名 椎尾弁匡

作品名 短歌 「柿しふのそのままなれる甘露味やきのふのやみもけふのあかるさ 辨匡□□」

略歴  椎尾弁匡(しいお べんきょう) 明治9年(1876)~昭和46年(1971)
   仏教学者、浄土宗の僧。愛知の生まれ。号は順蓮社性誉随阿。字は節堂。明治21年(1888)父椎尾
   順位の実弟である岸上恢嶺の縁で瑞宝寺の原弁識について得度し弁匡と改名した。東京帝国大学哲
   学科宗教学を卒業後は宗教大学教授を務めた。大正4年(1915)『釈尊よりシャンカラ・アーチャ
   リアにいたる印度哲学』で文学博士の学位を受ける。浄土宗学部長、早稲田大学講師、東海中学校
   校長、大正大学教授、同文学部長、同学長兼専門部部長などを歴任した。また、大正2年(1913)
   清林寺、同15年(1926)建中寺、昭和15年(1940)清浄華院、同20年(1945)増上寺八十二世の
   住職となる。宗教は単なる個人の解脱ではなく、社会的事象であり、社会的に解脱し、真の共生を
   完うすべきであるとし「共生」(ともいき)運動を展開した。昭和10年(1935)財団法人共生会を結
   成し会長に就任する。一方で、衆議院議員に当選し、国会議員としても活動をつづけた。昭和6年
  (1931)勧学、翌年司教に叙任される。80歳以後は失明状態であったが、なおも活動をつづけ、「昭
   和の鑑真」と称された。著書には『仏教経典概説』『仏教哲学』『仏教要領十講』など多数ある。

価格 25,000円

詳細 紙本紙装丸表具
   総丈 タテ202.5㎝ ヨコ44㎝
   本紙 タテ135.5㎝ ヨコ33㎝

状態 オレ、少シミ、表具少虫穴アリ。

2024年12月01日

No.Aー179友松圓諦



作家名 友松圓諦

作品名 一行書 「資生産業是佛道」 (為書アリ)

略歴  友松圓諦(ともまつ えんたい) 明治28年(1895)~昭和48年(1973)
   仏教学者、浄土宗の僧。愛知の生まれ。法名は転法輪春誉円諦。幼名は春太郎。10歳のとき東京安
   民寺の伯父友松諦常の養子となる。宗教大学、慶応義塾大学文学部史学科を卒業後は大学予科講師、
   大正大学講師を歴任した。昭和2年(1927)ドイツ、フランスに留学、帰朝後は仏教法政経済研究
   所、明治仏教編纂所、国際仏教協会をそれぞれ設立して常任理事となった。同6年(1931)安民寺
   の住職となる。同9年(1934)東京放送局の聖典講義に『法句経』を講義し大きな反響を呼んだ。
   昭和10年(1935)には雑誌『真理』を創刊し、仏教活動の拠点の「真理運動本部」を設立した。同
   22年(1947)神田寺を創建したが、この寺を一宗一派にぞくさない寺とするため浄土宗を離脱する。
   神田寺に従来から住職をしていた安民寺と法禅寺を単立寺院として合併した。仏教の大衆化をはか
   るため、庶民的語りかけをした努力は大きく、同48年(1973)仏教伝道文化賞を受賞した。著書に
   は『仏教経済思想研究』『仏教に於ける分配の理論と実際 上下』『法句経講義』のほか多数ある。

価格 250,000円

詳細 絹本絹三段表装
   総丈 タテ191㎝ ヨコ39㎝
   本紙 タテ104㎝ ヨコ27.5㎝
   桐合箱

状態 少シミアリ。

2024年11月26日

No.Aー173石橋誡道



作家名 石橋誡道

作品名 「無量壽」

略歴  石橋誡道(いしばし かいどう) 明治11年(1878)~昭和40年(1965)
   宗学者、教育者。愛知の生まれ。号は大蓮社教誉信阿。道号は実行、碧水。明治21年(1888)浄土
   宗西山派の長沢光用寺に弟子入りし、重松を誡道と改めた。のち貞照院の太田大信に師事し、同39
   年(1906)浄土宗高等正科を卒業する。さらに進んで宗教大学研究科に学び、宗余乗を究めたが、
   とりわけ野上海運・桜木谷慈薫について天台学を修め同42年(1909)卒業した。その後、東京小石
   川光雲寺で、高野海音とともに『浄土宗全書』の編集に従事したが、内地留学生を拝命したため、
   その職を辞し、成等庵に在留して勤息義城に師事し、天台学および宗乗を研究した。仏教専門学校
   校長、尼衆学校教授、家政学園家政女学校校長などを歴任する。また、昭和20年(1945)大本山清
   浄華院に晋董した。昭和5年(1930)権僧正、同13年(1938)巳講、同19年(1944)正僧正、同20
   年(1945)准司教、大僧正、同25年(1950)司教、同26年(1951)勧学に叙せられた。
   著書には『時代と宗教』『九品寺流長西教義の研究』『貞照院歴代上人略伝』などがある。

価格 55,000円

詳細 箱書には、昭和四十年一月浄華教誉書八十八とあるところから石橋誡道最晩年の作品であることが
   知られる。
   紙本絹装三段表具
   総丈 タテ157㎝ ヨコ46㎝
   本紙 タテ65㎝ ヨコ33㎝
   桐共箱

状態 少シミアリ。

2024年10月24日

No.Aー152誠空仙意



作家名 誠空仙意(浄土宗西山派光明寺五十九世)

作品名 名号 「南無阿弥陀佛」

略歴  誠空仙意 文化元年(1804)~明治5年(1872)
   西山浄土宗の僧。豊前出身。1859年(安政6年)5月、立政寺から晋山。1861年(文久1年)法然650回
   大遠忌。翌年、御影像を奉じて参内。1865年(慶応1年)9月、善光庵に隠棲。1872年(明治5年)9月
   23日死去。69歳。 (出典:安藤希章著『神殿大観』)

価格 60,000円

詳細 紙本萌黄色絹装表具 金軸
   総丈 タテ179㎝ ヨコ40.5㎝
   本紙 タテ94.5㎝ ヨコ25㎝

状態 オレアリ。

2024年04月24日

No.Aー142藤井實應



作家名 藤井實應

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  藤井實應(ふじい じつおう) 明治31年(1898)~平成4年(1992)
   浄土宗の僧。岐阜の生まれ。号は光蓮社明誉生阿。道号は法仙。岐阜行基寺の山田淳応のもとで出
   家、得度を受ける。大正10年(1921)増上寺の孝誉現有より宗戒両脈を相承した。同14年(1925)
   長野紫雲寺に董住。辞山後は浄土宗立布教講習所主事兼講師、豊橋住友青年学校校長、その他国鉄
   東京鉄道講習所講師、東海学園高等学校講師などを歴任した。昭和35年(1960)安田恢順のあとを
   嗣ぎ岐阜円心寺に晋住、同45年(1970)愛知岡崎大樹寺貫主となり、同53年(1978)大本山増上寺
   法主に推戴された。同57年(1982)総本山知恩院に入山、八十五世の法燈を嗣いだ。著書には『拝
   む生活』『法然上人御法語抄』『法然上人と一枚起請文』『法然上人の歌』などがある。

価格 350,000円

詳細 紙本絹装三段表具 朱黒漆研出軸先
   総丈 タテ209.5㎝ ヨコ49㎝
   本紙 タテ131.5㎝ ヨコ33.5㎝
   桐合箱

状態 良好

2023年12月20日

No.Aー126厭求



作家名 厭求

作品名 警覚偈一行書 「生死事大無常迅速」

略歴  厭求(えんぐ) 寛永10年(1633)~正徳5年(1715)
   江戸前・中期の浄土宗の僧。京都の生まれ。諱は貞憶、厭求。号は真蓮社広誉心阿。
   正保2年(1645)京都専念寺の信誉のもとで出家、江戸霊巌寺の珂山から宗戒両脈を相伝した。明暦
   3年(1657)明暦の大火を契機に世間の無常を感じ、庶民教化の行脚に旅立つ。近畿地方はもとより
   、広島・仙台などでも布教し、寺院に定住せず念仏往生を願った。のち摂津有馬(兵庫)の極楽寺に
   住した。著書には『念仏安心1冊』『徒然要草7巻』『厭求和尚法語』がある。

価格 600,000円

詳細 紙本絹装上表具、著名に「八十老翁厭求書」とあるところから、世寿八十一歳最晩年の書である。
   総丈 タテ172.5㎝ ヨコ33㎝
   本紙 タテ101㎝ ヨコ22㎝

状態 オレアリ。

2023年08月08日

No.Aー121山崎弁栄



作家名 山崎弁栄

作品名 『持蓮観音菩薩・虚空蔵菩薩・毘沙門天図』 

略歴  山崎弁栄(やまざき べんねい) 安政6年(1859)~大正9年(1920)
   明治・大正時代の仏教思想家。浄土宗の僧。下総沼南(千葉)の生まれ。諱は弁栄。幼名は啓之介。
   号は仏陀禅那、無所得子、不可知童子。明治12年(1879)出家し、千葉東漸寺の大谷大康に師事。
   同14年(1881)東京に遊学。翌年筑波山中で念仏三昧して奇瑞を得たという。明治27年(1894)イ
   ンド仏跡を巡拝、帰国後は全国各地で如来光明主義を主張して光明会を創設し、口称三昧による弥陀
   合一を説いた。著書には『宗祖の皮髄』『道詠集』『無辺光』『無量光寿』など多数ある。

価格 700,000円

詳細 紙本緞子上表具
   総丈 タテ201㎝ ヨコ46㎝
   本紙 タテ130㎝ ヨコ30.5㎝

状態 線香によるヤケ跡、虫穴アリ。

2023年07月03日

No.Aー119望月信亨



作家名 望月信亨

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  望月信亨(もちづき しんこう) 明治2年(1869)~昭和23年(1948)
   明治~昭和時代の仏教学者。浄土宗の僧。知恩院第八十二世。福井の生まれ。幼名は勝治郎。字は
   望無雲、桜雨、壺腸。号は晃蓮社昱誉明阿。12歳で出家、明治26年(1893)神戸藤之寺の望月有成の
   養子となる。同32年(1899)浄土宗高等学院教授。明治44年(1911)浄土宗執網、藤之寺住職。大
   正3年(1914)宗教大学学長兼教授、昭和元年(1926)大正大学教授、同5年(1930)学長に就任(
   ~32)。同17年(1942)仏教文化研究所所長。同20年(1945)浄土宗管長、同22年(1947)学士院
   会員。『大日本仏教全書』『仏教大辞典』を編纂刊行した。著書には『法然上人全集(編)』『仏教
   大年表』『大日本仏教全書150巻(編)』『仏教大辞典7巻(編)』などがある。

価格 150,000円

詳細 紙本絹装丸表具
   総丈 タテ181.5㎝ ヨコ43.5㎝
   本紙 タテ134㎝ ヨコ31.5㎝

状態 少オレアリ。

2023年06月22日

No.Aー116定玄



作家名 定玄

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  定玄(じょうげん) 延享元年(1744)~文政2年(1819)
   浄土宗の僧。山城(京都)の生まれ。号は深蓮社重誉称阿。字は曇華。天明4年(1784)飯沼弘経寺
   の学寮に入り妙瑞のもとで得度を受け、宗乗を学び、宗戒両脈を相承。初め知恩院に寄寓したが縁あ
   って勝円寺に住した。のちに八幡正法寺に転住した。晩年は正法寺山内松林院に隠居、次いで随往院
   に移った。

価格 350,000円

詳細 紙本紙装丸表具
   総丈 タテ167㎝ ヨコ37㎝
   本紙 タテ128㎝ ヨコ26㎝

状態 虫ナメアリ。

2023年05月29日

No.Aー112霊応



作家名 霊応(増上寺四十九世)

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  霊応(れいおう) ?~安永6年(1777)
   江戸中期の浄土宗の僧。近江君ヶ畑村(滋賀)の生まれ。諱は霊応。号は安蓮社豊誉民阿蒙光触。
   近江の金竜寺で出家し、のち江戸小石川伝通院の照誉如空に師事。享保7年(1722)五重を相伝、同
   10年(1725)宗脈を得た。寛保元年(1741)了般に布薩戒を受け、増上寺学頭となる。武蔵(埼玉)
   の浄国寺25世、常陸の常福寺46世、伝通院36世を歴任し、安永2年(1773)増上寺49世に就任し大僧
   正となる。当時一向宗徒が「浄土真宗」の号を用いたので、これの停止を幕府に訴え、以後両宗の宗
   名論争が活発になった。 天保5年(1834)の丹波成松の西念寺向誉の箱裏書きがある。

価格 お問い合わせください。

詳細 紙本緞子上表具
   総丈 タテ209㎝ ヨコ43.5㎝
   本紙 タテ125㎝ ヨコ29㎝
   桐元箱

状態 良好

2023年04月13日

No.Aー110祐天上人



作家名 祐天上人

作品名 細字名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  祐天(ゆうてん) 寛永14年(1637)~享保3年(1718)
   江戸前・中期の浄土宗の僧。陸奥磐城(福島)の生まれ。諱は祐天。字は愚心。号は明蓮社顕誉。
   江戸増上寺の檀通のもとで修行し、諸国を巡化して念仏布教に務めた。元禄12年(1699)下総(千
   葉)大巌寺に入る。同国飯沼(茨城)弘経寺を経て、宝永元年(1704)江戸伝通院の住持、正徳元年
  (1711)増上寺36世に就任した。将軍徳川綱吉やその母桂昌院の帰依が厚く活き仏として尊崇され、庶
   民の中にも多くの信者を得たという。

価格  お問い合わせください。

詳細 縦に85行、横に41段、合計三千四百八十五行の細字名号が書かれ、最後に「祐天」の署名と花押が
   入れられている。
   紙本絹表具三段装
   総丈 タテ163㎝ ヨコ38.5㎝
   本紙 タテ88㎝ ヨコ26.5㎝
   桐合箱

状態 本紙に数個所虫食いの跡がある状態のまま台張りされ、中縁に藍地牡丹文金襴の丸表具が施されてい
   る。大切に取り扱われていたことが伺われる。

2023年02月28日

No.Aー108稲岡覚順



作家名 稲岡覚順(黒谷光明寺第七十二代法主)

作品名 一行書 「暢発和雅音」
    佛説無量寿経巻下 康僧鎧訳

略歴  稲岡覚順(いなおか かくじゅん) 明治38年(1905)~平成7年(1995)
   昭和期の浄土宗の僧。山梨の生まれ。号は成蓮社等誉正阿不無為。昭和2年(1927)埼玉県川口市
   川口西福寺に董住。同21年(1946)浄土宗宗議会議員となり、議長を経て小林大巌内局のあとをうけ
   宗務総長(二期)に就任したが、その間浄土宗合同以降の宗門改革に尽瘁。地方教化センターの設置
   をはじめ、日中友好浄土宗協会の設立、沖縄に袋中園を設置、また黒谷寮・浄土学寮、明照会館の設
   置など宗門行政のうえに多くの業績をのこすとともに、黒谷浄土宗との合同にも力を用いた。
   昭和54年(1979)大本山黒谷金戒光明寺法主に推戴され、第72世の法燈をついだが、平成6年(1994
   )退任。

価格 20,000円

詳細 表具絹本三段装
   総丈 タテ195㎝ ヨコ36.5㎝
   本紙 タテ128㎝ ヨコ33.5㎝
   桐合箱

状態 良好

2023年01月30日

No.Aー103山本空外



作家名 山本空外

作品名 一行書 「夢」

略歴  山本空外(やまもと くうがい) 明治35年(1902)~平成13年(2001)
   哲学者・浄土宗の僧。広島の生まれ。旧名は幹夫。文部省在外研究員として欧米に留学。
   光明修養会上首就任、のち空外記念館を設立し同理事長となる。広島・愛媛大学教授。法蓮寺住職。

価格  200,000円

詳細 紙本絹装丸表具
   総丈 タテ200㎝ ヨコ36㎝
   本紙 タテ134㎝ ヨコ33㎝
   桐共箱

状態 良好

2022年11月10日

No.Aー99霊巌



作家名 霊巌

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  霊巌(れいがん) 天文23年(1554)~寛永18年(1641)
   戦国~江戸前期の浄土宗の僧。静岡の生まれ。知恩院三十二世。諱は肇叡・霊巌。字は松風。号は
   檀蓮社雄誉。沼津氏勝の三男。駿河浄運寺の増誉のもとで出家。下総大巌寺の貞把・雲潮のもと
   修学し宗戒両脈を受け、天正15年(1587)同寺三世を継ぐ。諸国を巡化して多くの寺院を建立し、
   永元年(1624)江戸深川に霊巌寺を開いて学徒を教導した。同6年(1629)知恩院三十二世に就任
   後水尾上皇に進講し徳川家の帰依も厚く、知恩院の火災の際将軍家光の後援を得て伽藍を復興。寛永
   17年(1640)浄土三部経や『選択集』などを開板し布教に専心した。
   著書には『精義集(松風抄)六巻』『伝法指南一巻』がある。

価格  80,000円

詳細 紙本紙装丸表具表に「晴雲院慶授之」と読める為書きアリ。
   総丈 タテ83.5㎝ ヨコ24㎝
   本紙 タテ41㎝ ヨコ16㎝

状態  ヤケ・少剥落アリ。古い段階での補修跡アリ。

2022年09月16日

No.Aー96藤本浄本



作家名 藤本浄本

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  藤本浄本(ふじもと じょうほん) 明治12年(1879)~昭和46年(1971)
   浄土宗の僧。山口の生まれ。号は信蓮社寂誉仰阿。字は専念。明治21年(1888)山口県下田神宮寺
   神山得定のもとで得度し、幼名市右衛門を浄本と改めた。同40年(1907)神宮寺に晋董。大正3年
  (1914)屋代西蓮寺に転董、同8年(1919)山崎弁栄を招き初老(42歳)記念法会を開いたのが縁で
   光明主義に傾倒し、昭和29年(1954)には全国光明連合本部より上首に推任された。総本山知恩院
   伝宗伝戒道場勧誡師を勤め、同39年(1964)浄土両宗の合併にともない、改めて正僧正・正司教・
   勧学に叙せられた。著書に『阿弥陀仏の信仰』『一枚起請文講話』などがある。

価格  250,000円

詳細 紙本紙装丸表具
   総丈 タテ194㎝ ヨコ43.5㎝
   本紙 タテ128㎝ ヨコ32.5㎝
   紙元箱

状態 美品

2022年09月03日

No.Aー82宮沢説音



作家名 宮沢説音

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  宮沢説音(みやざわ せつおん) 文久元年(1861)~昭和3年(1928)
   浄土宗の僧。長野の生まれ。号は信蓮社実誉願阿。道号は義精。百万遍知恩寺六十七世。
   明治7年(1874)長野県諏訪市上諏訪正願寺の念誉説岸弟子となり、宮沢に改姓する。東京東部
   大学林において宗学を究め、温誉大宣より宗戒両脈を相承する。同17年(1884)京都大学林の講授
   を任ぜられる。同21年(1888)師籍正願寺、同41年(1908)長崎大音寺に転住し両寺を中興する。

価格 70,000円

詳細 表具絹本三段装、「法光寺五重相傳紀念」の記名あり。
   総丈 タテ207.5㎝ ヨコ47.5㎝
   本紙 タテ125㎝ ヨコ33㎝
    桐合箱

状態 良好

2022年07月29日

No.Aー80無一



作家名 無一

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  無一(むいつ) 寛政元年(1789)~嘉永5年(1852)
   浄土宗の僧。号は円蓮社融誉。字は無一。大坂阿弥陀ヶ池和光寺の弁誉について得度。その後、
   江戸深川霊巌寺の迎誉貞厳より宗戒両脈を相承。文政7年(1824)三河国貞照院十二世に董住、
   同12年入洛し松原西光寺の義聞より大乗円頓菩薩戒を受け、天保2年(1831)跡を至道天然に譲り
   京都北野の成等庵に住し、次いで洛西泉谷西寿寺二十五世に董住。

価格 お問い合わせください。

詳細 表具絹本三段装、開眼供養聖阿の裏印あり。
   総丈 タテ167㎝ ヨコ41㎝
    本紙 タテ102㎝ ヨコ29.5㎝

状態 少虫食

2022年07月26日

No.Aー79智厳



作家名 智厳

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  智厳(ちごん) 元文4年(1739)~文化6年(1809)
   号は愛蓮社君誉敞阿。字は都息。生地・師籍地は明らかでない。増上寺学寮で宗乗を学び、
   学寮主を経て台命により館林善導寺三十三世に董住。瓜連常福寺五十三世、小石川伝通院四十七世
   歴任して、文化3年(1806)知恩院住職を拝命し転昇、六十三世の法燈をつぎ、翌年大僧正に任じら
   れた。

価格 お問い合わせください。

詳細 紙本紙装丸表具
    総丈 タテ189.5㎝ ヨコ41㎝
    本紙 タテ124㎝ ヨコ28.5㎝

状態 虫食

2022年07月26日

No.Aー78堀尾貫務



作家名 堀尾貫務

作品名 『墨梅図』自画賛

略歴  堀尾貫務(ほりお かんむ) 文政11年(1828)~大正10年(1921)
   浄土宗の僧。愛知の生まれ。号は綜蓮社安誉住阿。字は一法。天保7年(1836)名古屋白川町寿経寺
   の順誉法随について出家得度して、名を貫務と改めた。増上寺の章誉智典より五重・宗戒両脈を
   相承。名古屋養蓮寺・寿経寺・養林寺・高岳院を経て、清浄華院六十四世、百万遍知恩寺六十三世、
   増上寺七十七世住職となる。大僧正の叙され浄土宗専門学院院長・宗教大学院院長等を歴任。また
   社会事業に多大な貢献をした。著書には『選択集十六章図略解』『六時礼讃』がある。

価格 30,000円

詳細 紙本絹装丸表具
    総丈 タテ185㎝ ヨコ45㎝
    本紙 タテ127㎝ ヨコ31㎝

状態 極少虫穴

2022年07月21日

No.Aー76福田行誡



作家名 福田行誡

作品名 漢詩七絶

略歴  福田行誡(ふくだ ぎょうかい) 文化3年(1806)~明治21年(1888)
   浄土宗の僧。武蔵の生まれ。号は建蓮社立誉晋阿、字は善奉。諱は大堂のち行誡と改める。
   知恩院七十六世、増上寺七十世、浄土宗管長。小石川伝通院伴頭寛淳につき得度。立誉玄順に仕えて
   宗余乗をうけ、経史を東条一堂、和歌を一蓮居士、比叡山の慧澄に台律諸部・天台・倶舎を学んだ。
   著書には『略論安楽浄土義玄譚私説』『徳本行者伝』『須弥山略記』『釈迦譜要略』等がある。

価格 80,000円

詳細 本紙絖本、丸表具
   総丈 タテ175㎝ ヨコ42.5㎝
   本紙 タテ130.5㎝ ヨコ34.5㎝

状態 表具少キレ

2022年07月21日

No.Aー58法道

 

作家名 法道

作品名 『阿ら玉の和歌』

略歴  法道(ほうどう) 文化元年(1804)~文久3年7(1863)
   江戸後期の浄土宗の僧。山口の生まれ。号は徳蓮社元譽信阿。字は円如・蓮庵と称した。
   文化9年(1812)萩功蓮社で法岸が別時念仏していたとき法岸にのぞまれ、法洲の弟子となり得度を
   受けた。増上寺の弁信寮に入り宗乗を究め、増上寺主空誉舜従から五重・宗戒を相承。
   文政7年(1824)法洲の命により大日比西円寺に董住、本堂・庫裡の新改築および境内の整備に
   着手。天保6年(1835)には『十勝論』の校合と布薩相伝のために上洛し、三月知恩院聴誉説行より
   布薩戒を相承した。

価格 120,000円

詳細 総丈 タテ194㎝ ヨコ39.5㎝
   本紙 タテ129㎝ ヨコ29㎝
   桐合箱

状態 表具少虫穴

2022年05月06日

No.Aー47藤堂俊章

 

作家名 藤堂俊章

作品名 漢詩五絶

略歴  藤堂俊章(とうどう しゅんしょう) 大正3年(1914)~平成9年(1997)
   浄土宗の僧。京都浩徳院の生まれ。号は感蓮社応誉光阿水月。大本山善導寺第六十五世。
   五重・授戒をはじめとする布教の大家。昭和8年(1933)知恩院にて宗戒両派を相承。三上人大遠忌
   を奉修、諸堂宇の大修築を円成し、開墓八百年慶讃・平成大修築落慶大法要を厳修した。その他、
   法務省人権擁護委員・光明修養会参与・同顧問、民事・家事両町両停委員等を歴任した。
   著書に『光明主義入門』『五重勧誡』『人生と宗教』等がある。

価格 60,000円

詳細 総丈 タテ202.5㎝ ヨコ48.5㎝
   本紙 タテ139㎝ ヨコ35㎝
   桐共箱

状態 良好

2022年05月05日

No.Aー24現定聖阿

 

作家名 現定

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  現定(げんじょう) 明和4年(1767)~天保11年(1840)
   浄土宗の僧。奈良の生まれ。号は審蓮社諦誉聖阿。字は一如。十五才のとき知恩院に入り、
   57世檀誉貞現について剃髪得度を受け、名を現察と称し、のち現定と改めた。晩年は石光寺
  (奈良)に閑居、念仏三昧をこととしていた。

価格 70,000円

詳細 総丈 タテ186.5㎝ ヨコ39.5㎝
   本紙 タテ108㎝ ヨコ29㎝

状態 表具イタミ

 

2022年05月03日

No.Aー13鷹司誓玉

 

作家名 鷹司誓玉

作品名 メクリ 一行書 「独生独死独去独来」

略歴  鷹司誓玉(たかつかさ せいぎょく) 昭和4年(1929)~
   浄土宗大本山善光寺大本願の第121世法主。尼公上人。大僧正。全日本仏教婦人連盟名誉会長。

価格 48,000円

詳細 総丈 タテ172㎝ ヨコ42.5㎝
   本紙 タテ131㎝ ヨコ37㎝

状態 仮巻イタミ

2022年05月02日

No.Aー10明誉古磵

 

作家名 明誉古磵

作品名 『寿老人図』

略歴  明誉古磵(みょうよ こかん) 承応2年(1653)~享保2年(1717)
   江戸中・後期の浄土宗の画僧。僧名は、證蓮社明誉虚舟古磵。初め大和郡山の西岸寺に住し、のち
   上洛して鳴虎の報恩寺に晋董した。古磵は宗乗を学ぶ傍ら、画法を狩野永納にうける。また雪舟の
   画法を慕い、人物・山水をよくし、大黒天像を得意とした。また『続近世畸人傳』では、近江の高
   田敬輔も学んだと伝えている。代表的な作品としては、「大仏殿虹梁木曳図」「薬師寺縁起絵巻」、
   泉涌寺の涅槃図の大作が残されている。また、『浄土十六祖図伝』『円光大師贈号絵詞伝』等の押
   し絵の作品が残されている。

価格 157,000円

詳細 総丈 タテ119㎝ ヨコ58.5㎝
   本紙 タテ31.5㎝ ヨコ45㎝
   桐合箱

状態 表具少虫・少イタミ

2022年05月01日

No.Aー6山本空外

 

作家名 山本空外

作品名 書幅 「勧喜光」

略歴  山本空外(やまもと くうがい)  明治35年(1902)~平成13年(2001)
   哲学者・浄土宗の僧。広島の生まれ。旧名は幹夫。文部省在外研究員として欧米に留学。
   光明修養会上首就任、のち空外記念館を設立し同理事長となる。広島・愛媛大学教授。法蓮寺住職。

価格 120,000円

詳細 総丈 タテ134㎝ ヨコ68㎝
    本紙 タテ35㎝ ヨコ65.5㎝
    桐合箱

状態 良好

2022年05月01日