No.Aー91焼山寺 三面大黒天像
作家名 弘法大師御作(印板)
作品名 木版墨摺 『三面大黒天像』
略歴 焼山寺
徳島県名西郡神山町下分字地中にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所第十二番札所。
摩盧山正寿院と号する。本尊は虚空蔵菩薩。
寺伝によれば大宝年間(701年 - 704年)、役行者が開山し、庵を結び蔵王権現を祀った。のちに
弘法大師(空海)は、神通力を持ち火を吐いて村人を襲う大蛇がこの山に棲んでいることを聞き
退治に向かった。大蛇は全山に火を放って妨害したので摩盧(水輪)の印を結びながら進むと、
山頂の岩窟に閉じこもって抵抗した。そこで虚空蔵菩薩や三面大黒天に祈願すると大蛇を岩窟の
中に封じ込めることができたため、そのお礼に虚空蔵菩薩を刻んで本尊とし一寺を建立したという。
価格 35,000円
詳細 紙本紙装丸表具、「焼山寺」の朱印あり。
総丈 タテ119㎝ ヨコ39㎝
本紙 タテ66㎝ ヨコ29.5㎝
状態 表具上部虫穴