No.Aー146泉智等
作家名 泉智等
作品名 『墨画梅花図』
「何唯梅始終 嵗菊後新粧 清絶一仙境 寿杯花共香 大正九庚申之世 泉涌宗師物外
時年七十二□□」
略歴 泉智等(いずみ ちとう) 嘉永2年(1849)~昭和3年(1928)
真言宗の僧。古義真言宗管長。阿波(徳島)鴨嶋の殿居に生れる。号は物外。十二歳のとき、板野郡
荘厳院の碩道のもとで出家する。また、徳島藩儒柴秋邨に漢籍を学び、高野山や智積院で宗学を研鑽
した。明治6年(1873)徳島泉福寺の住職となり、以来荘厳院・高野山円通寺・長崎延命寺・山口満
願寺・奈良吉祥寺ら三十余ヵ寺に転住した。また函館市高野山、鹿児島市最大乗院などを復興した。
大正12年(1923)高野山派管長・金剛峯寺座主。また、真言宗連合総裁。聡明にして事教二相に通達
し、明治初年から、東奔西走して全国に教化した功績は多大である。また、真言宗京都大学総理・高
野山大学総理となった。
価格 65,000円
詳細 箱書には「大正十三甲子年十二月吉辰表装焉 臥雲道人所蔵□□」とあり、書家の松田道英が所蔵し
ていたものです。
絹本絹装三段表装、軸先象牙
総丈 タテ193㎝ ヨコ50㎝
本紙 タテ108.5㎝ ヨコ35.5㎝
桐合箱
状態 極少シミアリ。