No.Aー144島津斉彬
作家名 島津斉彬
作品名 一行書 「至誠如神」
『中庸章句 右第二十四章』より
略歴 島津斉彬(しまづ なりあきら) 文化6年(1809)~安政5年(1858)
薩摩藩七十七万石第十二代島津家第二十八代当主。官位は正一位、権中納言、豊後守、薩摩守。江戸
(東京)の生まれ。幼名は邦丸、のち忠方。通称は又三郎。号は惟敬・麟洲。島津斉興の長子。幼少の
頃より曾祖父重豪の教育で蘭学を学ぶ。阿部正弘・徳川斉昭・伊達宗城・松平慶永らと知交があり、
その開明と英知は広く世に知られた。異母弟久光と継嗣(由羅騒動、嘉永朋党事件とも)を争うが、
嘉永4年(1851)43歳で藩主となる。富国強兵に努め製煉所や集成館を作り、電信機・地雷・水雷・
写真・ガス灯・ガラスの試験を試み、水道工事や造船を行い軍事を中心とする近代工業開発に尽力す
る。また幕府から政治才能を高く評価され対外処理問題を委任された。将軍継嗣問題では一橋慶喜を
支援して公武合体の政治路線を推進する。また薩摩藩士であった西郷隆盛や大久保利通を登用するな
ど明治維新の基盤となる人物の育成にも尽力した。文久3年(1868)照国大明神として祀られる。
法諡順聖院殿英徳良雄大居士。
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詳細 絹本揉み紙うぶ表具
総丈 タテ182.5㎝ ヨコ41㎝
本紙 タテ115㎝ ヨコ30.5㎝
状態 シミ、オレ、虫食いアリ。