作家名 後藤貞行
作品名 『馬図』
略歴 後藤貞行(ごとう さだゆき) 嘉永2年(1850)~明治36年(1903)
明治時代の彫刻家。紀伊和歌山藩士の家に生まれる。陸軍軍馬局などにつとめ、かたわら高村光雲
に師事する。馬の彫刻を得意とした。明治23年(1890)東京美術学校(現・東京芸大)雇となり、
馬の生態に詳しい後藤が「美術解剖」の授業を担当。次の担当が陸軍軍医学校教官の森鷗外であっ
た。同31年(1898)岡倉天心の辞職に伴い美術学校を辞める。光雲のもとで「楠公像」の馬、「西
郷隆盛像」の犬を制作した。
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詳細 この作品は絹本に背影や松を岩絵具で日本画風に画き、馬の筋肉や血管の筋、たてがみを丁寧に
よりリアルに画く為に西洋画の顔料を用いています。
絹本着色絹装丸表具
総丈 タテ190.5㎝ ヨコ66.5㎝
本紙 タテ124㎝ ヨコ49.5㎝
状態 表具虫食い、軸先片方欠。