No.Aー129岡崎邦輔
作家名 岡崎邦輔
作品名 和歌
「ゆみはりの 月も雲間に きらめきて 秋風さむし 長篠の原 邦輔」
略歴 岡崎邦輔(おかざき くにすけ) 嘉永6年(1853)~昭和11年(1936)
明治~大正時代の政治家・実業家。和歌山の生まれ。号は晩香。旧姓は長坂。国事に奔走していた
従兄伊達宗興・陸奥宗光らの感化を受けて成長。明治21年(1888)駐米公使となった陸奥に随って
渡米、留学した。同24年(1891)陸奥が代議士を辞任するとその補欠選挙に立候補するため岡崎左
衛門の家に入籍、被選挙権を得て、初当選を遂げた。以後紀州派の中心人物として陸奥の議会政略を
支援し、独立俱楽部を結成した。第4次伊藤内閣時には星亨逓信相のもとで官房長に就任した。犬養
毅、尾崎行雄らと護憲運動を起こし、護憲三派内閣の公約、普選法をめぐる貴衆両院の対立を調停、
同法成立に大きく寄与した。詩歌をよく好み『晩香歌集』岡崎邦輔遺稿同先生景慕会(昭和17年)が
ある。
価格 150,000円
詳細 絹本絹装丸表具
総丈 タテ202㎝ ヨコ52㎝
本紙 タテ128㎝ ヨコ39.5㎝
桐合箱
状態 少シミ