No.Aー172本庄繁



作家名 本庄繁

作品名 「報國志愈堅」

略歴  本庄繁(ほんじょう しげる) 明治9年(1876)~昭和20年(1945)
   陸軍大将。兵庫の生まれ。号は青州、剣華。陸軍士官学校、陸軍大学卒。大正13年(1924)歩兵
   第4旅団長、翌年支那駐在武官、昭和3年(1928)第10師団長、同6年(1931)関東軍司令官、同7
   年(1932)軍事参議官、同8年(1933)侍従武官長、同11年(1936)予備役、同13年(1938)軍
   事保護院総裁を歴任する。シベリア出兵に際して歩兵第11聯隊長(第5師団、歩兵第9旅団)とし
   て出征、ウスリーおよびザバイカル方面での討伐作戦に参戦した。また、関東軍司令官の着任時
   には板垣征四郎大佐(高級参謀)、石原莞爾中佐(作戦主任参謀)等の謀略により満州事変が惹
   起、その指揮を執った。二・二六事件に際しては娘婿の山口一太郎陸軍大尉が反乱軍と気脈を通
   ずる革新将校であったために本庄の立場を苦しいものにした。本庄は反乱軍に対する天皇の怒り
   に接しひたすら恐懼した。敗戦後の昭和20年(1945)11月20日に自刃した。昭和8年(1933)~
   11年(1936)の侍従武官長時に記した『本庄日記』は現代史の貴重な資料とされている。

価格 42,000円

詳細 紙本絹装三段表具
   総丈 タテ113.5㎝ ヨコ34.5㎝
   本紙 タテ26.5㎝ ヨコ23.5㎝
   桐合箱

状態 少シミアリ。

2024年10月21日