No.Aー99霊巌



作家名 霊巌

作品名 名号 「南無阿弥陀仏」

略歴  霊巌(れいがん) 天文23年(1554)~寛永18年(1641)
   戦国~江戸前期の浄土宗の僧。静岡の生まれ。知恩院三十二世。諱は肇叡・霊巌。字は松風。号は
   檀蓮社雄誉。沼津氏勝の三男。駿河浄運寺の増誉のもとで出家。下総大巌寺の貞把・雲潮のもと
   修学し宗戒両脈を受け、天正15年(1587)同寺三世を継ぐ。諸国を巡化して多くの寺院を建立し、
   永元年(1624)江戸深川に霊巌寺を開いて学徒を教導した。同6年(1629)知恩院三十二世に就任
   後水尾上皇に進講し徳川家の帰依も厚く、知恩院の火災の際将軍家光の後援を得て伽藍を復興。寛永
   17年(1640)浄土三部経や『選択集』などを開板し布教に専心した。
   著書には『精義集(松風抄)六巻』『伝法指南一巻』がある。

価格  80,000円

詳細 紙本紙装丸表具表に「晴雲院慶授之」と読める為書きアリ。
   総丈 タテ83.5㎝ ヨコ24㎝
   本紙 タテ41㎝ ヨコ16㎝

状態  ヤケ・少剥落アリ。古い段階での補修跡アリ。

2022年09月16日