No.Aー179友松圓諦



作家名 友松圓諦

作品名 一行書 「資生産業是佛道」 (為書アリ)

略歴  友松圓諦(ともまつ えんたい) 明治28年(1895)~昭和48年(1973)
   仏教学者、浄土宗の僧。愛知の生まれ。法名は転法輪春誉円諦。幼名は春太郎。10歳のとき東京安
   民寺の伯父友松諦常の養子となる。宗教大学、慶応義塾大学文学部史学科を卒業後は大学予科講師、
   大正大学講師を歴任した。昭和2年(1927)ドイツ、フランスに留学、帰朝後は仏教法政経済研究
   所、明治仏教編纂所、国際仏教協会をそれぞれ設立して常任理事となった。同6年(1931)安民寺
   の住職となる。同9年(1934)東京放送局の聖典講義に『法句経』を講義し大きな反響を呼んだ。
   昭和10年(1935)には雑誌『真理』を創刊し、仏教活動の拠点の「真理運動本部」を設立した。同
   22年(1947)神田寺を創建したが、この寺を一宗一派にぞくさない寺とするため浄土宗を離脱する。
   神田寺に従来から住職をしていた安民寺と法禅寺を単立寺院として合併した。仏教の大衆化をはか
   るため、庶民的語りかけをした努力は大きく、同48年(1973)仏教伝道文化賞を受賞した。著書に
   は『仏教経済思想研究』『仏教に於ける分配の理論と実際 上下』『法句経講義』のほか多数ある。

価格 250,000円

詳細 絹本絹三段表装
   総丈 タテ191㎝ ヨコ39㎝
   本紙 タテ104㎝ ヨコ27.5㎝
   桐合箱

状態 少シミアリ。

2024年11月26日