No.Aー228各務支考肖像幅







(裏書)


作家名 五竹坊賛
作品名 『各務支考肖像幅』
「歌書よりも 軍書にかなし 芳野山 五竹主人謹書 □□」
略歴 各務支考(かがみ しこう) 寛文5年(1665)~享保(1731)
俳諧師。美濃国(岐阜)の生まれ。号は東華(花)坊、西華(花)坊、野盤子、獅子庵、蓮二房、白狂
のほか。26歳のとき、近江の芭蕉門に入り、以降師に随伴した。芭蕉の没後は筑紫、近畿、加越な
どで俳諧行脚をし本格的に俳諧活動を行った。晩年は盧元坊に美濃派の道統を譲って郷里に隠棲し
た。編著には『霜のひかり』『三日歌仙』『墨なをし』『新撰大和詞』のほか多数ある。
五竹坊(ごちくぼう) 元禄13年(1700)~安永9年(1780)
俳諧師、医師。美濃国(岐阜)の生まれ。本名は田中甚三郎新助。通称は幸次郎、のち市八郎。号
は五筑坊、帰童仙、琴左、五竹庵。薙髪して東伯と称した。支考・盧元坊に俳諧を学ぶ。盧元坊よ
り獅子門道統第四世を継ぐ。俳論に長じ、文質兼備論などを説いた。編著には『梅雨じめり』『十
二夜話』『秋の風』などがある。
価格 180,000円
詳細 紙本絹装丸表具
総丈 タテ127㎝ ヨコ25㎝
本紙 タテ69㎝ ヨコ17㎝
桐合箱
状態 白寿坊の裏書、寒拾菴主弱童の箱裏書あり。
表具少虫穴アリ。