No.Aー201大拙承演



作家名 大拙承演

作品名 『骸骨画賛図』
    賛「蓬莱山もよそならす きのふ見し人はや見え給ハぬそ あとにもさける朝只の
      花よりはやく散るしら露か 大拙□」

略歴  大拙承演(だいせつ じょうえん) 寛政9年(1797)~安政2年(1855)
   臨済宗の僧。若狭大島(福井)の生まれ。諱は承演。号は大拙。室号は無為室。東源庵実堂隆公の
   もとで出家する。18歳のとき、本源寺(岡山)に掛錫して詩文を学び、又、宝福寺(岡山)の妙峰
   に従って経論を学び、曹源寺(岡山)の太元に参じ、服事した。太元の命を受けて卓洲に参じ、ま
   た相国寺(京都)の拙庵の請に応じて心華院に住した。54歳のとき相国寺開山国師五百五十年遠諱
   を修し、『普明録』を提唱し已墜の宗風を興し、円覚寺(神奈川)の東海、南禅寺(京都)の巨海、
   曹源寺の儀山、見性寺(徳島)の大震のほか五百余人が来会した。大光明寺(相国寺)を弟子の独
   園承珠のみが嗣ぎ、59歳で遷化した。著書に『無為和尚語録』一冊がある。

価格 160,000円

詳細 紙本揉紙表装
   総丈 タテ118㎝ ヨコ51㎝
   本紙 タテ29㎝ ヨコ46㎝

状態 オレ、イタミアリ。

2025年05月08日