No.Aー140大石順教
作家名 大石順教
作品名 『白衣観音墨画図』 賛「日々是好日」
略歴 大石順教(おおいし じゅんきょう) 明治21年(1888)~昭和43年(1968)
真言宗山階派の尼僧・社会事業家。大阪の生まれ。諱は順教(尼)。俗名はよね。明治38年(1905)大
阪堀江で芸者をしていたとき、堀江六人切り事件の巻添えで両腕を失う。芸妓「妻吉」として三遊亭
金馬一座に加わり旅回りを経験、のち日本画家山口草平と結婚し、口に筆をくわえ日本画を描くこと
を学んだ。昭和8年(1933)高野山で金山穆韶について出家した。同11年(1936)勧修寺に仏光院を
建て、身障者修養道場の自在会を設立。同40年(1965)更生施設いこいの家を創設し、以後世界身体
障害者芸術協会会員として日本で初めて選ばれ活躍、観音の妙智力に生きた女性である。
著書には『妻吉物語』『無手の法悦』『大石順教尼遺作集』がある。
価格 150,000円
詳細 紙本絹装丸表具
総丈 タテ139㎝ ヨコ32.6㎝
本紙 タテ58㎝ ヨコ29.5㎝
状態 本紙オレ、少シミアリ。