No.Aー106谷三山
作家名 谷三山
作品名 一行書 「脩徳者預細門」
略歴 谷三山(たに さんざん) 享和2年(1802)~慶応3年(1867)
江戸後期の儒者。奈良の生まれ。諱は操。通称は新助、後に昌平と改む。別号に淡庵・繹斎等。
幼児目及び耳を疾み、聴力を失ったが読書勉学倦むことなく学識地方に著しく聞こえ、家塾(興譲館
)を開いて弟子を薫育し皇道、五常、忠孝を奨励した。後高取藩主の聘に応じて出仕、藩治のために
扶翼するところが多かった。晩年ついに明を失するに至ったが意気毫も衰えず、文久3年(1863)在
京の諸侯の尊王攘夷の急務を献策した。また山陵の荒廃を歎じて修補に尽力した。大正6年(1917)
正五位を贈られる。
価格 250,000円
詳細 紙本絹装丸表具
総丈 タテ191.5㎝ ヨコ35.5㎝
本紙 タテ132㎝ ヨコ28㎝
桐合箱
状態 少ヨゴレ